工事概要
2004年
8月
掲載
工種 |
既存杭引抜工事
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工法 |
ロータリー多滑車併用クローラー式キャッチホーク工法
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工事場所 |
東京都豊島区
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明細 |
杭径:Φ1500 杭実長:28m 杭頭:GL-2.5m 1本
杭径:Φ1400 杭実長:28m 杭頭:GL-2.5m 9本
杭径:Φ1200 杭実長:28m 杭頭:GL-2.5m 2本
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使用機械 |
BM900HD(90T クローラー式キャッチホーク杭抜機)
TK550(55T ロータリー多滑車)
7100(100T 相判クローラークレーン)
1.2m3(オオスミ 解体機)
0.4m3(油圧ショベル)
全自動プラント
発電機・ウェルダー 他
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工事内容

杭頭出し
油圧ショベルにて引抜く杭の頭を出す。

スタンドパイプ設置
崩壊防止用のケーシングを設置する。設置したケーシングの周りを掘削土にて埋め戻す。

杭周削孔
杭抜用特殊ケーシングにて空気、水、セメントミルク液を併用しながら、杭周を所定深度まで削孔する。

引抜杭地切り
杭抜専用多滑車にて引抜杭に玉掛ワイヤーをかけ地切りする。地切り後は杭を上下させて水とセメントミルク液を混ぜ合わせ空洞を埋める。

杭引抜
相判クレーンにて切断面の上杭を支持し多滑車機もしくは反力架台にて下杭を支持する。杭重量を考慮しワイヤーを選定する。

杭切断
安全に杭を倒せる長さにてオオスミ解体機を使用して杭を切断する。切断時はハイウォッシャーにて放水して粉塵防止に努める。

杭撤去
切断した杭を相判クレーンにて吊り上げ撤去する。

杭穴埋戻し
セメントミルク液及び砂で引き抜いた後の杭穴を埋め戻しする。施工時に水を多く使用している為に配合は監督職員と相談の上で決定する。

杭撤去、小割
相判クレーンにて引き抜いた杭を現場内に倒し撤去する。解体機にて小割りし、ガラと鉄筋を分別処分する。