株式会社 丸建興業
地中障害物撤去MRT工法協会
既存杭引抜研究会
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東京都新宿区

工事概要

2010年 2月 掲載

工種

地中障害撤去工事
既存杭引抜工事
山留工事

工法

・地中障害撤去工事
①ロックオーガー工法
②BG工法
・既存杭引抜工事
 オーガーケーシング工法
・山留工事
①多滑車工法
②バイブロ工法

工事場所

東京都新宿区内

明細

・地中障害撤去工事

①ロックオーガー工法

地中外周壁部  Ф800  L=12m  18ヶ所
地中外周壁部  Ф1000 L=26.5m 8ヶ所
地中外周壁部+既存杭部 Ф1000 L=12m  63ヶ所

②BG工法

地中外周壁部  Ф800  L=12m  18ヶ所
地中外周壁部+H鋼300 Ф450  L=14m  3ヶ所

・既存杭引抜工事

場所打杭  Ф1100 L=26.5m  5本
PHC杭 Ф300  L=12m  2本

・山留工事

① 外周部(SMW芯) Ф650 L=29.5m 105ヶ所(@900@1800)

②H鋼300 L=6m 4本 H鋼 L=12m  6本

使用機械

LM1450(SKC150VW)、75tクローラークレーン、0.1m3油圧ショベル

BG-7、0.4m3油圧ショベル

TK750cv400(AG12000)、25tcv330(AG3700)、90tクローラークレーン、35t多滑車、25tラフター、0.7m3解体 機、0.4m3油圧ショベル

TK750cv330(AG8500)、0.4m3油圧ショベル、0.1m3油圧ショベル

35t多滑車、0.1m3油圧ショベル

35tラフター(LSV40)、0.1m3油圧ショベル

※写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。

現場総括

本現場は既存ビルの解体後、SMWの施工に干渉する既存杭(場所打杭・PHC杭・H鋼)及び地下躯体の撤去をしました。
その後SMWの先行削孔の施工をしました。
狭隘地の中で重機同士が隣接しての作業であり、日々の現場状況、現場条件等が変化し、綿密な打合せの元、計画通りに施工を行い延べ1年を要する地中障害撤去及び先行削孔の工事を完工致しました。
施工中は図面に記載のないSMWの施工に干渉する障害などが数箇所あり、重機の作業を妨げることなく施工できた事は、早急な打合せと対応で、撤去の工法及び搬入計画など多種工法に対応できる保有機械並びに当社施工技術により工程の短縮などにも貢献できました。

工事内容

①地中障害撤去工事
LM1450(三点式杭打機)にダブルオーガー(SKC150VW)を装着しロックオーガー工法により地下外周壁部(12mまで)と既存杭部(26.5mまで)をФ1000で8ヶ所破砕しました。
周辺の建物付近での施工は、外壁とのクリアランスがない為、BG工法にてФ800 L=12m 18箇所撤去しました。

②既存杭引抜工事(オーガーケーシング工法)
SMWの施工に干渉する場所打杭及びPHC杭の既存杭を引抜きました。
場所打ち杭の引抜には35t多滑車を併用して地切りし相判クレーン(90t吊)を用いて安全に倒せる長さに0.7m3解体機で切断して既存杭を引抜ました。
引抜後は周辺地盤に近い配合で貧配合のセメントミルクで埋戻しをしました。
PHC杭の引抜は25tラフターベースを使用しました。

③SMW先行削孔工事
工程の短縮を計る為スクリュー内部で10m伸縮する20m用と10mを装着してФ650L=29.5mをジョイント無く@900と@1800で削孔し105箇所の施工をしました。
スクリュー上部オーガーに風管を取付、周辺への飛散にも配慮して施工しました。

④山留H鋼引抜工事
搬入路付近の試掘をしたところSMWの施工に干渉するH鋼(300×300)が残地してあり多滑車工法で引抜ました。反力がとれない箇所はバイブロ工法に変更してH鋼を撤去しました。

ロックオーガー工法

BG工法

場所打杭引抜状況(Ф1100 L=26.5m)

PHC杭 引抜状況(Ф300 L=12m)

SMW先行削孔工事

多滑車引抜工法

バイブロ引抜工法

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