株式会社 丸建興業
地中障害物撤去MRT工法協会
既存杭引抜研究会
menu
menu

東京都港区

工事概要

2022年 6月 掲載

工種

地中障害撤去

工法

MRT工法

工事場所

東京都港区某所

明細

Φ1000×10.0m-9か所

使用機械

DHJ-45(地中障害撤去機)

SK135(油圧ショベル)

CK120UR(4.9tミニクレーン)

※写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。

現場総括

この現場では解体工事に伴う山留工事のための地中障害撤去(既存杭)
作業を行いました。

山留を打設する際に干渉する既存杭を撤去するにあたり、
①現場敷地が狭い事
②近接家屋や敷地境界に近くで施工する必要がある事
③さらに杭種・杭長のデータがなかった事
上記3点の理由から、通常の杭抜き工法では対応が難しく、問答無用で規定
深度までの地中障害撤去が出来るMRT工法での対応となりました。

現場は都心部に近く近隣住民から厳しい目を向けられる状況の中、ちょっと
した振動・騒音でも苦情に発展し、現場が止まってしまう・・・なかなか
難しい環境での施工でした。

MRT工法は本来的な目的としては「狭隘地での大深度施工」を目指しています。
しかし、開発にあたって従来の類似工法よりも、施工に伴う振動騒音を低減させる
工夫もしております。
従来の同等機種では対応しきれなかったであろう案件であり、MRT工法の強味が
十分発揮出来た現場となりました。

近隣との話し合いで作業を止める時間帯を作ったものの、特に大きな苦情も
なく予定工期での施工完了となり、元請会社様からも喜んでいただけました。

工事内容

ケーシング削孔状況

ケーシング削孔状況

既存杭撤去状況

既存杭撤去状況

既存杭撤去状況

会社案内

採用情報 丸建興業で一緒に働いてみませんか?

社長の「ひとりごと」