株式会社 丸建興業
地中障害物撤去MRT工法協会
既存杭引抜研究会
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地中障害撤去工事

MRT工法

工法概要

「狭隘地」での地中障害物撤去を目的に当社が研究開発した工法がMRT工法です。
コンパクト・ハイスペックな機械特性を持つDHJ45(日本車両製造製)を障害撤去専用機としてカスタム改良し、専用の特殊アタッチメントも開発しました。
このMRT工法の開発により、今まで施工不可能だった敷地面積(10m×15m=150m2)の狭隘地における地中障害物撤去が可能となりました。
既存躯体(基礎・スラブ・擁壁・耐圧盤)、既存杭、H鋼、鋼矢板などの地中障害物撤去だけではなく、N値の高い硬質地層(転石・玉石・岩盤)などでの置換工事にも適応し、ケーシングで孔壁を保ちながら、安定した埋め戻しが可能です。

施工例

オールケーシング工法

工法概要

ケーシング先端に取付けた超硬ビットで地中障害物を切削し、ケーシングを存置することで孔壁を保ちながら、切削したケーシング内の地中障害物を撤去する工法です。
据置式の全周回転掘削機は高精度な鉛直性でケーシング回転力及び押込力に優れています。
直径2m以上の大口径ケーシングを使用して効率を高める施工から、様々な場面に合わせた中・小口径ケーシングの対応も可能であり、既存躯体(基礎・スラブ・擁壁・耐圧盤)や既存杭、H型鋼、鋼矢板等の多種多様な地中障害物の撤去が可能です。
また、N値の高い硬質地層(転石・玉石・岩盤)などでの置換工事にも適応し、ケーシングで孔壁を保ちながら、安定した埋め戻しが可能です。
機械の特性上、隣地境界際や離隔の少ない場所での施工は限定されます。

施工例

BG・マルチドリル工法

工法概要

バウアー社製(ドイツ)機械を使用するBG工法、主にソイルメック社製(イタリア)機械を使用するマルチドリル工法は、共に自走式掘削機をベースマシンとしてアタッチメント及びツールスを活用して地中障害物を撤去する類似工法です。
直径500mmから最大1500mm程度のケーシングを装着した施工が可能であり、隣地境界際の施工や離隔が少ない場所での施工に大変優れています。既存躯体(基礎・スラブ・擁壁・耐圧盤)や既存杭、H形鋼、鋼矢板等の多種多様な地中障害物の撤去が可能です。
また、N値の高い硬質地層(転石・玉石・岩盤)などでの置換工事にも適応し、ケーシングで孔壁を保ちながら、安定した埋め戻しが可能です。

施工例

ロックオーガー工法

工法概要

三点式杭打機、アボロン式杭打機をベースマシンとして、二軸同時式のオーガーを使用し外側にケーシング、内側にスクリューを装着し、互いに逆回転させながら地中障害(基礎、スラブ、耐圧盤等)
を破砕する工法です。
類似工法として、ケーシングとスクリューがそれぞれのオーガーで独立削孔を可能とするセパレート式のドーナツオーガー工法もあります。

施工例


コア抜ケーシング工法

工法概要

ケーシング先端に取付けた超硬ビット等で地中障害物となる既存コンクリート部分を切削します。
所定の深度まで切削し、既存コンクリートとの縁を切りケーシングに詰まらせ撤去する工法です。
コア抜きの対象となる地中障害物の状況や現場環境に応じて、三点式杭打機・アボロン式杭打機・RXユンボオーガー機など最適なベースマシーンを選定することが可能です。

施工例