地中障害撤去工事
地中に残った古い杭や基礎を地中で破砕し、地上に引き上げ撤去します。
地上から基礎を解体できない状況や、杭を引き抜けない現場条件に適しています。
撤去したい杭や基礎が「隣地の建物に近接している」「道路ぎわにある」そのような状況において、
解体機による単純な撤去方法では、地割れが発生し建物が傾く、
道路が崩落する可能性といったリスクが伴います。
当社では、地上から解体できない隣地や道路に近接する地下深い基礎の撤去も可能です。
- 工法一覧：
What We Do
安定した地盤を整え、
安全な建物の土台をつくる
基礎工事は建物の安定性を確保する中心的な工程です。地盤の支持力を最大限に活用し、適切な基礎を確立することが重要です。当社の専門である、杭の引抜きと地中障害撤去は、建て替え等における古い基礎を取り除き、新しい建物の安定性を確保するための地盤の回復として行われます。
これらの作業は新設する基礎工事を円滑に進めると同時に、新設する杭や基礎と周辺地盤の密着性を高め、建物の長期的な安全性を確保します。不十分な基礎工事では、建物は地盤沈下や地震による傾きや倒壊のリスクにさらされます。
したがって、杭の引抜きや地中障害撤去は建て替え時の基礎工事において不可欠な工程であり、安全な建物の構築に欠かせません。
Field
専門領域
お客様のご要望に真摯に耳を傾け、長年培ってきた経験を基に最適な工法をご提案致します。
既存杭引抜工事
地中に打ち込まれている杭と密着している周辺地盤を切り離し、
摩擦抵抗を無くしたうえで、そのまま杭を引き抜きます。
隣地の建物や道路ぎわの杭を引き抜く場合には地盤沈下のリスクを伴いますが、
そのような影響を受けない場所にある杭を撤去する場合に適しています。
地中障害撤去の工法より短い時間で杭の引き抜きが可能です。
山留杭打抜工事
建築工事や土木工事における掘削工事で周囲の建物の倒壊、
地盤崩壊や土砂の流入流出を防ぐために行います。
当社では、地盤状況に応じて山留杭と呼ばれるH型鋼や鋼矢板を地中に打設し、山留壁を構築します。
掘削深さ、地下水の有無と水位、土質や掘削周囲の環境により、
現場条件を考慮した安全性が求められる工法の選定が可能です。
- 工法一覧：
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H鋼
鋼矢板
技術開発
MRT工法
狭隘地での地中障害撤去への挑戦
都市再開発事業や建替え需要の高まりとともに、
従来施工不可と判断していた狭い敷地での地中障害撤去を可能とする
機械開発や新工法などの技術革新が必要となっています。
その問題解決に挑戦するべく、当社が共同開発した工法が「MRT工法」です。
