当現場は倉庫解体に伴う場所打杭引抜の現場でした。
拡底杭を含む場所打杭の引抜作業は2班体制で行いました(1班あたり5台の重機を使用)。
杭抜用ケーシングでの杭周削孔後は、杭重量がある為、多滑車で引上げ、解体用アタッチメントを装着した油圧ショベルにて切断(3分割)し引抜を行いました。
使用した重機のそれぞれの役割は以下になります。
・削孔機(75Tクローラベース):杭抜用ケーシングを装着し、杭周を削孔
・引抜機(55Tクローラベース):多滑車を装着し、杭引抜
・クローラクレーン(100T):切断した杭を吊り上げ、地面に倒し
・油圧ショベル(1.4m3・解体機):引上げられた杭を切断
・油圧ショベル(0.7m3・掘削機):杭頭出し
工事概要
工種 | 既存杭引抜 |
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工法 | オーガーケーシング工法ロータリー多滑車工法 |
工事場所 | 東京都板橋区 |
明細 | 場所打杭 Φ1500-2000 L=21.5m 16本 |
使用機械 | 削孔機(75Tクローラベース TK750CR400)×2台 |