当現場では山留H鋼の打設位置に干渉する既存躯体の撤去を行いました。隣地境界が近く解体工事で解体しきれなった既存躯体に対しての施工でした。
現場敷地自体が広くはない上に山留業者との同時施工の為、作業ヤードは狭く、しかも隣地境界ギリギリまで寄り付いての施工でした。また当初予定していた躯体だけでなく、旧躯体の山留に使用していたレールにも干渉したため、レールごと破砕し、撤去工事を行いました。
狭隘地での施工を目的に開発している工法のメリットを十分に生かせた現場になりました。
現場は駅からほど近い市街地で、裏側を住宅街に囲まれた環境でした。仮囲いの向こう側は交通量の多い道路だったため、近隣への飛散がないように養生を行うだけでなく、作業には最大限の配慮が必要な環境でしたが、無事に作業を完了させました。
工事概要
工種 | 地中障害撤去 |
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工法 | オールケーシング工法MRT工法 |
工事場所 | 東京都三鷹市 |
明細 | 地中障害撤去工事 |
使用機械 | DHJ-45(マルチドリル機) |