当現場は地下躯体解体工事後に山留工事をおこなう予定でしたが、水位が高く地下躯体の解体が困難な為に、山留打設箇所を障害撤去機で撤去となりました。
近年、山留工事に伴う地中障害物の撤去工事は需要が増えており、当社での引合い施工依頼が多い工種となります。需要案件は都内が多く、隣地クリアランス制限や、狭隘地での案件が急増しており、対応な機械、工法の選定が求められます。
当社が開発したMRT工法では、
①コンパクトで狭隘地施工が可能な機械設計。
②ハイスペックで大深度施工が可能な機械設計。
③ハイスペックで施工進捗を高められる能力設計。
④低騒音・低振動を予め配慮した機械設計。
上記工法特性を最大限に活かした現場となりました。
当現場は限られた工期であり、撤去本数が多く2台施工での計画を実施しました。
2台施工では互いの施工エリアを確保する配置計画が重要であり、日々変わる施工状況を把握し、安全・近隣に配慮し、狭隘地対応型の特性を最大限に活かし工期を厳守する事が出来ました。
工事概要
工種 | 地中障害撤去 |
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工法 | MRT工法 |
工事場所 | 東京都目黒区 |
明細 | 地中障害撤去 |
使用機械 | 地中障害撤去機 DHJ-45 地中障害撤去機 HPM180J |