当現場は一級河川多摩川本流に設置する水位観測柱の基礎杭を打設する工事でした。
基礎杭の精度は±10mmと厳しいクリアランス精度が求められる現場であった為に、発注者並びに元請と幾度となく打合せを繰り返し、当社が提案した工法での施工が採用されました。
現場の地層は硬質玉石層で、水位が現状地盤位置となり、基礎杭を打設するのに難易度の高い地層です。
当社の提案施工法は全周回転掘削機にて、打設箇所の玉石層を砕石へ置換し、オーガー機にて削孔セメント根固めを注入し、最終打下げをバイブロで行い、クリアランス精度±10mm以内と求められる品質内で無事に完了致しました。

工事概要

工種地中障害撤去山留杭打抜
工法オールケーシング工法セメントミルク工法バイブロ工法
工事場所東京都調布市
明細

<オールケーシング工法>
硬質地盤置換
Φ1500 L=14.0m~18.0m 12本

<オーガー削孔セメントミルク根固工法>
H500×500 L=23.0m(3本継ぎ)

使用機械

BM1000G(100tクレーン)
7120G(120tクレーン)
RT200HH(全周回転機)
TK750 CV400(オーガー削孔機)
SK135(0.45m3BH)
EP-120(バイブロ)

工事内容

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