当現場では解体工事のための山留から始まり、歩道側地下構造体の撤去・場所打杭引抜までを一貫して施工いたしました。
敷地面積875m2(作業面積535m2)の中、境界際でのCD工法・1本で123t(Φ1500-28.5m)と想定される場所打杭を抜くオーガーケーシング工法を施工するにあたり、入念に重機配置を検討し着工に至りました。
CD工事では歩道側に地上高7mのフェンス・ネットで養生をし、杭抜工事では井桁状に組んだ敷鉄板を杭頭出しに先行して埋設することで路面保護を行い、第三者災害の防止はもちろんのこと、歩道への影響を最小限に抑えました。
杭抜工事ではクレーン3台・バックホー2台を用い、重機の配置を入れ替えるのもやっとのスペースでも順序立てて一つ一つ丁寧に作業を進め、弊社施工班の技量と元請事業者様の尽力により無事工事を完了することができました。
工事概要
工種 | 地中障害撤去既存杭引抜山留杭打抜 |
---|---|
工法 | オールケーシング工法オーガーケーシング工法セメントミルク工法 |
工事場所 | 東京都港区 |
明細 | <山留工事 打設・引抜> <地中障害撤去工事> <既存杭引抜工事> |
使用機械 | <山留工事> <地中障害撤去工事> <既存杭引抜工事> |