当現場は深礎杭の撤去工事でした。
深礎杭とは、坑壁ライナープレートを枠組みとして、人力または機械を用いて造成する杭であり、通常のアース杭やオールケーシング工法での造成杭とは異なる特性があります。(大口径杭、岩盤硬質地盤層、鉄製ライナープレート巻)現場地区特有の土丹層であり、杭抜工法のケーシングでは削孔不可と判断し、新設工事に干渉する箇所の部分撤去(花割撤去)する方法を提案し施工致しました。
他工種との作業で、現場施工スペースに限りがあり、1台施工での計画でしたが、工期に合わせ2台での施工となりました。狭い作業スペースの中で、施工順序並びに日々の機械配置、埋戻材料(生コン)車の動線を確保し、予定工期内に無事完了することが出来ました。
工事概要
工種 | 地中障害撤去 |
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工法 | オールケーシング工法 |
工事場所 | 東京都町田市 |
明細 | Φ1800~Φ2400 深礎杭 GL-7.4m~13.4m 24本 |
使用機械 | 掘削機 100tクローラークレーン(BM1000G) ×2セット |