現場はオーガーケーシング工法にてΦ600~1300場所打杭(L=21.0m~25.0m)の杭を23本引抜計画でした。計画のうち1本が斜杭となっており、オーガーケーシング工法では施工不可と判断し、MRT工法にて撤去致しました。
使用した機械は弊社が日本メーカーと共同開発した最新機械です。機械の特徴としては、比較的小型のベース機に対して従来機より高い能力があるため「狭隘地」での施工に適した仕様になっている点です。
撤去する既存杭はΦ700でしたが、斜杭角度を考慮してΦ850と想定し、Φ800ケーシング4割にて施工致しました。
現場条件より、全ての搬入出車両(残土搬出、撤去ガラ搬出、流動化処理土、泥水汚泥搬出など)を現場内で収めながら、実際の施工敷地面積は15m×15m程度でしたが、限られた施工スペース内にて撤去を完了致しました。
工事概要
工種 | 既存杭引抜 |
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工法 | MRT工法 |
工事場所 | 東京都文京区 |
明細 | Φ700 場所打杭(品質不良斜杭) L=10.0m撤去 |
使用機械 | DHJ-45(障害撤去仕様機) |