狭い敷地での地中障害撤去を可能とする新工法
MRT工法エムアールティー工法
近年、都市再開発事業、建替え需要の高まりから杭や地下構造物を撤去する工事が多くなるとともに、敷地の狭さなどの物理的制限のある案件が増えています。
特に、狭隘地での施工に関する問い合わせが急増している背景があり、今までは機械を配置できずに施工不可と判断していた狭い敷地での地中障害撤去に着目しました。
商業エリアや繁華街に多い、小規模の雑居ビルをターゲットに150m2(約45坪)に注目し、建て替え需要による狭隘地での地中障害撤去を可能とする機械開発と、新工法の確立による技術革新が必要となりました。
その「狭隘地での地中障害撤去」に挑むための新たな工法が 「MRT工法」 です。
特殊アタッチメントにより、
狭隘地に限らない様々な施工条件にも幅広く対応
-
高トルクの掘削能力
狭隘地で施工が可能な小型機ながら、非常に高いトルクのオーガー能力を保持。
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撤去時間の短縮
ロータリーを併用することで障害物の「ねじ切り撤去」が可能なため、撤去時間の短縮に。
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低振動・低騒音
類似するBG工法やマルチドリル工法で使用する機械よりも「低振動」「低騒音」な仕様。
-
高い鉛直精度
特殊パワージャッキを併用することで大口径・大深度掘削が可能なため高い鉛直精度を保つことが可能に。
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コンパクトな設計
狭隘地での施工を可能とするため、4.9tクレーンでも組立解体が可能。
MRT工法に関するご相談・お見積りの
ご依頼などお気軽にお問い合わせください。
高い掘削性能と小旋回性により、
狭隘地での地中障害物撤去に威力を発揮
アタッチメント
類似機との比較
機種 | BG-7 | BG-20 | BG-30 | DHJ-45NR | DHR70-8 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ケリードライブ | 最大トルク(t-m) | 7 | 20 | 30 | 33 | 40 |
最高回転数(min-1) | 40 | 33 | 41 | 29 | 27 | |
押込・引抜力(tf・m) | 15 | 26.5 | 33.6 | 30 | 30 | |
機体 | 高さ(m) | 15.8 | 20.8 | 23.3 | 17.2 | 17.8 |
幅(m) | 3.2 | 4.3 | 4.5 | 3.1 | 3.4 | |
長さ(m) |
6.63 | 6.4 | 9 | 7.92 | 7.9 | |
重量(t) | 37.5 | 65 | 120 | 63.1 | 69 | |
組立スペース |
25m✕15m (25t吊) |
30m✕20m (60t吊) |
35m✕20m (65t吊) |
15m✕10m (10t吊) |
15m✕15m (10t吊) |
|
掘削径別深度※ |
掘削径
(mm) Φ1500 Φ1200 Φ1000 Φ800 Φ650 |
– – 12m 18m 22m |
10m 18m 21m – – |
20m 26m 28m – – |
22m 28m 28m 28m – |
24m 30m 32m 32m – |
比較 | 機体寸法・重量 |
BG-7
<
BG-20
≒
DHJ-45NR
≒
DHR70-8
<
BG-30
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最大トルク |
BG-7
<
BG-20
<
BG-30
≒
DHJ-45NR
<
DHR70-8
|